「的を得る」と「的を射る」の違い

「的」には2種類あることに気付いているだろうか。

確かに、「板切れや紙切れを『得』て如何するんだ」という意見には賛同するが、「狙いを付けた『獲物』」を「的」とした場合には全く意味が異なってくる。

なぜなら、、、

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「1万円」を「お預かり」して良いの?

「1万円からお預かりします」や「こちらコーヒーになります」「ご注文、以上でよろしかったでしょうか?」を「誤用だ!」と言っている者たちに共通しているのは、「直前の店員の言葉を聞いていない」という事である。

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「挽回」する「名誉」とは、、、

手持ちの漢和辞典によると「挽」の意味は、

  1. 引っぱる。力を入れて引く。
  2. ひつぎの車をひく。死者をとむらう。

とある。

つまり、当然、「挽歌」は、「棺を載せた車を引きながら歌う死者への弔い歌」を意味し、そして「挽回」は、「棺を載せた車を引きながら、幾人もの遺体を集めて回る」というのが、本来の意味である。

ではなぜ、「失ったものを取り戻す」という意味で使われるようになったのか?

それには「火を見るより明らか」とも言うべき明々白々な筋道・道理があるからである。

そもそも、、、

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「焼きそば」で「御座る」のですか?

「こちら、コーヒーになります」は間違いで、正しくは「こちら、コーヒーでございます」が正しいらしいが、そもそも「ございます」は漢字で書くと「御座います」であり「御座る」は本来、「あちら、殿に御座る」、つまり「あそこに座っているのが殿だ!」という意味。

すると、、、

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