「猫の目のように」を「気まぐれでころころ変わる」かのように解釈しているのをよく見かけるが当然間違い。
なぜなら、、、
「猫の目」は周りの明るさに合わせているだけで、決して「気まぐれ」などではないからである。
kotobank – デジタル大辞泉
《猫のひとみは明るさにより形が変わるところから》非常に変化しやすいことのたとえ。「政策が―のように変わる」
kotobank – 大辞林 第三版
〔猫の瞳孔は明暗によって大きさが変わることから〕
物事がめまぐるしく変わることのたとえ。
どちらも、周りの明るさに応じて瞳孔が変わるといって置きながら、結論は、まるで「自ら、気まぐれで変わる」かのようにと、何の根拠も示すことなく、すり替わっている。
各マスメディアが好き勝手に政策を批評し、その度に政策を変えるのを見て「うざい」と感じ、その原因を作り煽っている「無責任に好き勝手な評論をするマスメディア」側を非難する意味で、「政策が猫の目のように変わる」と言っているなら正しい表現だし、解釈としても正しい。
猫が、瞳孔を細めたら太陽が昇り、瞳孔を丸めたら星が輝くとしたら、「猫は万物を支配する神」と言うことになり、まったくの「バカ丸出し」である。
立法側を非難したければ「行き当たりばったりの政策決定」と表現すれば正しいのである。
結論:
猫の目は、基本、24時間周期である。
2014/02/07 – Yahoo!辞書の業務提携先変更に伴いリンクを修正。
eid=950358