「故障中」は正しいとする者は、もはや絶滅しつつあるようだが。。。
- 「弁護」をする人は「弁護」ではなく「弁護人」
- 「会議」を行う部屋は「会議」ではなく「会議室」
- 「教職員」が集まる部屋は「職員」ではなく「職員室」
- 「事故」を起こした自動車は「事故」ではなく「事故車」
- 「故障」を来した自動車は「故障」ではなく「故障車」
- 「故障」を来した自販機は「故障」ではなく「故障機」
更に、、、
- 「新車」「中古車」「故障車」「事故車」「廃車」
- 「新品」「中古品」「故障品」「遺品?ジャンク品、不良品、バルク品」「廃品」
- 「新機」「中古機」「故障機」「事故機」「廃機」
「故障」を来した自販機・エレベーターは、「故障機」が絶対、正しい!
皆さん、難しく考え過ぎでは?
これらは、「モノ」を表す「人」、「室」、「機」、「車」に、「状態・状況・目的」などを表す語を前置きしているに過ぎないのである。
即ち、張り紙には「『モノ』としての名前・名称を記すもの」という大前提があり、そこに「状態」だけを表す「故障」のみが書かれていることに違和感を覚える者の方が、正常な感性を持っているというべきである。
ところで、皆さんは「テレビ」を一文字で表すとしたらどの字を使うであろうか?
「三種の神器」などと言われた時代もあったので、「器」であろうか?
「テレビ」ではどうも適当な字が思い浮かばないが、これが原因で「故障中」が用いられるようになり、当然「テレビ」の普及台数分?多用されるようになり広まったのであろう。
冷静に考えれば「受像機」なのだから「機」であるのは明らかだが、「ブラウン管」の存在が「機」を使うことに二の足を踏ませているのだろう。
何れにせよ、
- 「故障」だけだと違和感を覚えるのであれば「故障機」とすれば済む話。
- 「中」に一々文句を付けられるのが耳障りならば「故障機」とすれば済む話。
- 「機」では字画が多すぎると思うならば「故障キ」とすれば済む話。
- 「故障器」に違和感を覚えるならば、「故障キ」とすれば済む話。
結論:
これからは、「ブラウン管」ではなく「便器」が破損したと間違われないように、トイレの扉には「故障中」の張り紙をしよう!
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