ヒートアイランドの原因は室外機の向き!?

クーラーの使用がヒートアイランド現象の原因とされているが、本当にそうであろうか?

なぜなら、、、

路地裏をたまに歩いている時、熱風に真横から襲われるたび、室外機からの排気の向きに疑問を覚えるからである。

つまり、「なぜ45度斜め上に向けないのか?」と、いう事である。

話は変わるが、お風呂に入る為に空のドラム缶2本を用意して山へ水を汲みに行くとする。

あなたならどちらを選ぶ?

  • 一本は沢の10℃の水、もう一本は温泉の源泉の50℃の温泉。
  • 山の上まで行くのは大変なので、2本とも温泉の混じった30℃の川の水。

何が言いたいかというと、30℃の空気をすべて40℃に変えてしまう室外機と、空気を半分だけ30℃から50℃に変える室外機と、どちらが「ヒートアイランド現象を招くか」って事。

実際には前者は、30℃の空気を吸って35℃で排気し、30℃の空気が無くなると、当然次は35℃の空気を吸って40℃にして排気する。

後者は、20℃の温度差があるので50℃の排気は速やかに上昇し、人間の生活圏に何時までも留まったりしない。

要するに、「排気の温度が低い」って事は、こう言う事である。

したがって、すべての空気が同じ40℃になってしまうと、温度差が無くなるので上昇気流は起きず、街中を覆ったままになるって事。

しかし、一旦上昇が始まると都道府県単位で気象現象が起きる事になり、「ゲリラ豪雨」や「竜巻」も当り前って事。

ところで、効率の良い室外機はどちらであろうか?

当然、他人の迷惑を顧みない方である。

ついでに言って置くと、排気温度が低いと外気温が異常に上がった時、「クーラーとして機能しなくなる」という事である。

つまり、今こそ必要という時、「ただの扇風機になってしまう」って事。

これからクーラーを購入する方は「何度の外気温まで機能するか」を確認しましょう!

ちなみに、45度斜め上に向ける以外にも方法がある。

それは、「煙突を付ける」というものである。

煙突なら排気自身の熱による上昇気流でファンを回す電力を少なく出来るし、マンションなどでは台所の換気ダクトと兼ねることも出来るだろうし、さらに防音も兼ねる事ができ、一石二鳥どころか三鳥・四鳥も期待できる。

あと、水平タイプは「軒下に吊るす」ことを法律で義務付けるとか。

マンションなどではスペースや子供の転落防止の関係で上の階のベランダに吊るしている場合も珍しくはないので、技術的な問題はないはずだから、やはり義務付けても良いのでは!

果たして、

  • 室外機の排気は水平で良いのか?
  • 効率重視のクーラーは本当に都市単位で効率が良いのか?
  • 通行人に熱風を浴びせるような設置場所で良いのか?

もう一度考え直して見ては?

結論:

「日照権」に続き「吸気権」も売買出来るようにしよう!

蛇足:

「スカイツリー」って、「竜巻」を想定して設計してないよね!。。。?

電柱だってそれなりに耐震設計はしているはずだけど、「竜巻」で沢山倒れているね。

つまり、耐震基準を守っても「竜巻」に耐える保証にはならない!

地球温暖化, 省エネ

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投稿者: りする?猫文

世相を理数る?猫文