コールドケース(Cold Case)とは、まるで冷えて凍り付いたかの様に全く資料の出し入れが無い箱、という意味で、捜査が何の進展も見せない事件を指す言葉である。
ところで、ケースとは、事例と箱のどちらなのだろうか。両方を表すし、どちらでも意味が通じてしまう。
それよりも、、、
何よりも違和感があるのは、捜査再開への話の持って行き方である。
通常、「事件発生から十年経ったから」、「時効まで1年を切ったから」、「新しい検査手法が開発されたから、(実験的に)あの事件の押収品・証拠品を検査してみよう」などの理由で資料を見直し再調査した結果、「事件が進展」しドラマも「ストーリーが展開して行く。。。」というのが普通だと思うのだが。。。
これまで7話ほど見たが、「何かの拍子に被害者の遺体が見つかる」、「事件関係者が何かを遣らかす」などの「事件の側」から何かが起きて話が始まるものばかりであった。
結局、アメリカで未解決事件を専門に扱う部署・担当者が成果を上げて話題になったの耳にし、意味をよく理解しないまま、安直に「コールドケース」って言葉を使っただけの、在り来たりの刑事もののドラマでしかないようである。
勿論、「絶対零度~未解決事件特命捜査~ 上戸彩 主演(フジテレビ系列)」のことである。
そもそも、オープニングの「未解決」の判を押した段ボール箱には笑える。
「判を押す」という事は、「確定した」という事であり、常識的に考えれば「時効が成立した時」のはずだし、普通は、解決した方に「解決済み」の判を押して、関係書類の破棄や、押収した証拠物の返却を促すものであろうに。
どうにもこうにも「違和感が大」である。
最終回までこの調子で行くのだろうか?
結論:
敢えて、請う、ご期待!?
蛇足:
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