アナウンサーの日本語がおかしいと非難しているのをよく見かけるが、、、
基本的にアナウンサーは原稿をそのまま読むのが仕事だから、おかしな日本語は原稿を書いた記者や編集者の問題だと思うのだが。
確かにバラエティー番組などを見ていると正しい日本語を使えているようには思えないが、アナウンサーと記者や編集者とを同一視するのではウマシカと同じでは?
それとも、鬼の首を取って有頂天になり、記者や編集者の存在に気付いていない?
結論:
あっちでもこっちでも類は友を呼んでいる。
蛇足:
正確な報道を謳っている気位の高いアナウンサーに限って、よく噛んだり言い間違えたりする。
非常に、見苦しいし聴き辛い。
それにしても最近のアナウンサー連中は、よく噛んだり、取るに足らないちょっとしたアクセントの間違いを一々言い直したり、そうならないように用心しすぎる所為か、妙に変な調子で喋ったりする。
しかも、どこを見ているのか分からない妙な視線で、ずうっと前を見据えて非常に印象が悪い。 朝のニュースなどでは「こいつ、寝惚けているのか。」と思ってしまうような表情である。
もしかして、プロンプターは横書き、手元の原稿は縦書きってことは無いだろうね?
「面接試験の時には、相手の目を見ながら話すように。 ただし、ずっと見続けると印象が悪くなるので、適度に目線を外すように。」とリクルート活動のとき教師から教えられていないのだろうか。 それとも、「喉元過ぎれば・・・」ですかね。
そもそも、正しい言葉遣いやアクセント知りたければ教育チャンネルを見るべきだし、見させるべきだろうに。
正確な情報を伝えるより、正しい日本語を伝えることの方を優先する気なのか。
根本原因は、編集者や記者に苦情を言うべきなのに、「あのアナウンサーの日本語が・・・。」と苦情の電話を入れたり、Web上で鬼の首を取ったかのような記事を書いたり、メディア側の担当者もそれをそのまま額面通りに解釈しているからだろう。
本当に槍玉に上げるべきは、ニュース原稿を作成・編集しているヤツのはず。
そして何より、自社の番組・記事を見ていなくても、「見ていましたが気付きませんでした」というほかない、上司連中。
「ことば」がどうのこうのという以前の問題であることに気付くのは何時の事やら。。。