言葉の間違いのまちがい

どうして、「間」+「違い」なのだろうか?

弓で矢を射た。

しかし、獲物に当たらない。

なぜか?

それは、自分と獲物との「間」を読み「違え」ているから。

獲物を手に入れられないのは、遣り方を「間違え」ているから。

つまり、目測を誤っているからであり、「距離感の悪さ」のことを表している。

すると、「言葉」の「間違い」ってどういう意味?

確かに、概念的には、言葉一つ一つが、意味の範囲を表す閉じた曲線で表され、それぞれの位置や距離を以って、何等かの議論がなされることもあるが。

多くの場合、「言葉の取違い」が正しい。
より意味の広い「言葉の誤用」が一般的。

本来は、「言葉の誤り」とするべきだろうが、「誤り」が「謝り」を連想させるため、回避策として「間違い」が多用される事となったのだろう。

因みに、どちらにも取れる文。

「結婚式の司会者が、言葉で『あやまり』、失職した」。

  • 遅刻常習者で、ついに「ごめんなさい、辞めます。」といって辞職した。
  • 司会者が、とんでもない「言い間違い」をしてしまって、首になった。
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投稿者: ごねる? 猫飯

語彙も誤謬もごねる?猫飯