「雲がジグザグに進む」は錯覚か?

昔、「『雲がジグザグに進む』は目の錯覚だ」と聞いたことがあるが、明らかに間違いである。

なぜなら、、、

「風が一定の速度で吹くことなど無い!」のだから、「ジグザグに移動する」が正解!のはず。

実際、飛行機雲が時間と共に蛇行するのは、場所によって風の速度が一定でないことの証拠であり、またうろこ雲は大気もまた海のように波打っていることの証であり、波打ちながら移動しているとしたら観測方向によってはジグザグに見えなければ矛盾するはずである。

また、台風の時などは雲が低い高度を流れて行くので、大気の上下方向の動きが観察され易いためジグザグ感が顕著に現れて当然であろう。

現役の学生の方、最近はコンピュータを使った画像解析が注目されているので、検証実験をして論文を発表し、この分野で名を揚げてみては。

結論:

「錯覚」の「錯覚」は検証可能だ!ょね?

Keywords: 錯視

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